仕事が進まないときは「何が心配事なのか」リストをつくる
TODOリストに居座り続けるタスクに脳みそのリソースを奪われてやる気を失ったり、自信をなくしてしまったりしている。
頭ではやらなきゃいけないことはよくわかっているんだけど、なぜか手がつけられない重めのタスク。
いろんな本や著名な人の意見を読んだり、AIに相談してみたりしてみたんだけど、どれも「目標を設定し、優先順位を決め、タスクを細分化し、取り組む日時をスケジュールに落とし込み、実行する」みたいな優等生の解決方法しか見つからなかった。わかってるんだよそんなことは。
「そもそも、目の前のタスクがかったるいだけなんだよ。」と思いながら同じような内容の本を繰り返し読んでいるわけだが、話が上滑りするだけで、何度読んだってなにも変わらない。
やることリストではなく、何が心配なのかをはっきりさせるリスト
そこで、最近実践し始めたのが、「なにが心配なのか」をはっきりさせること。
リストに居座り続けるタスクに取り掛かれないのは、心の中になにかの原因があるはず。
欲しいはずなのに牛乳を買いに行かない本当の原因は賞味期限切れた牛乳がまだ冷蔵庫に残ってることだったりする。
そこで今日試してみたのは、「何が心配事なのか」リストをつくること。
具体的には「納期遅れてて、そろそろ催促がきそう」とか、「あのメモどこかになくしそう」とか、そういう感情を先に書いて、その横に解決策を書く。
「納期遅れてて、そろそろ催促がきそう」→「とりあえず電話して事情を話す」
「あのメモどこかになくしそう」→「手帳に書き写せ」
みたいな感じ。さっきの牛乳だったら、
「牛乳新しいやつ買わなきゃ」→「冷蔵庫の古い奴捨ててスペース明けろ」みたいな感じのリストになる。
このリストを書きだすようにしてからは、とりあえず悩みや大きなタスクが終わらずにストレスの原因になっていることに対して対処ができるようになって心がすごく軽くなった。タスクも具体的な内容になって、不思議と前向きに取り組めるようになってきた。
問題に対して、自分が何が心配なのか、どう感じているのかなどの感情を文章化できると解決策(対応策)も簡単に思いつくもんで、そうすると「とりあえずできることからやろう」みたいな感じになって心持ちがかなり軽くなる。
この「何が心配事なのかリスト」はタスク管理にめちゃくちゃ有用。
これからも使っていこう。
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