壊れたレコード
特に書くことがないのに、なにか書いて外に出したいという欲求がある。
別に何にも書くことがない。日々のつまらない日常を綴ることも意味がないだろうし、職場の愚痴を書いても何の生産性もないのはわかりきっている。しかしながら、何かを外に出したいというフツフツとわいてくる感情のようなものが胸の奥にあるわけだ。
しかしながら、本当に書くことがない。
昨日と変わらない一日が壊れたレコードみたいに今日もリピートされている。きづかないくらいのほんのわずかな劣化を繰り返しながら終わりに向かっていく。それは曲の終わりではなくレコード盤そのものの劣化だ。人間でいえば精神的、経済的なゴールにむかう実感は何も得られず、肉体が気付かぬまま死に向かっているようなものなのかもしれない。
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