こどもと一緒にタスク管理してみた
4歳のこどもがいる家の朝はカオスだ。
朝ごはん食べさせて、着替えをさせて、トイレに歯みがき・・・1分でも惜しいこっちの気持ちも知らずにこどもはテレビをみたりおもちゃをひっぱり出してきたりして好き勝手やっている。そのうち母親の不機嫌な声が聞こえてきて一日が最悪のはじまり方をする。
毎朝不機嫌になる嫁を見るのも嫌だし、無駄に怒られるこどももかわいそうだ。なんで毎朝こうなっちゃうんだろうか・・・一体どうしたらいいのか?と考えること数日。
一つの仮説を思いついた。
「こどもは毎朝何をしなくちゃいけないか知らないんじゃないか?」
親は、朝起きて→顔洗って→朝ごはん食べて→歯磨いて→着替えて→幼稚園という流れを理解していて、どのくらいの時間がかかるか大体の見積もりがついてる。しかし、どうやらこどもは言われたままにご飯を食べたり、歯を磨いたりしてるだけ。そもそも、今日幼稚園に行く日なのかどうかも理解してないようだ。
「じゃあ、今朝は何をしなくちゃいけないのかを理解させてみよう」
そこで、こどもと一緒に毎朝のルーティンワークをTODOリストをホワイトボードに書いてみた。
ちょうどひらがなの読み書きがマイブームなのでこどもはノリノリ。「ここに書いてあるものが終わったら四角の中にハートをかいてね」というと、「うん!」と大きくうなずくと朝ごはんを食べにテーブルに走っていった。
朝ごはんの四角にハートを書き込んだあと、「次は何をする?読める?」と聞くと「おきがえ!」と走ってクローゼットに向かっていった。
驚いた。TODOリストを書くだけで、4歳児でも次なにをすべきなのかを理解して行動に移すことができたのだ。親としても次の行動の指示がしやすくなりちょっと毎朝のイライラが改善された。TODOリストを導入したことで毎朝の混沌とした状態にすこしだけ秩序がもたらされた。
今は遊び感覚があるのですごく楽しそうにやってる。タスク管理をこどものうちから学んでおけば、きっと人生という限りある時間を有効に使えるんじゃないかなとか思ってる。
こどもと一緒にGTD。
お子さんをお持ちのご家庭の方にはぜひおすすめです。
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