また立ち上がろう。
目標を設定するにあたって、イチロー選手は二十代にしてすでに明確な考えを持っていた。「奥村さん、目標は高くもったらダメなんですよ」。
(中略)
彼はこう続けた。
「目標が高すぎて手に届かなかったら、どうするんですか。そこで諦めてしまうでしょう。それは目標としておかしいんじゃないですか。まず自分がクリアできるところに目標を設定して、それをクリアできたら次の目標を立てればいい。目標をクリアするたびに達成感を味わうことで、さらにプラスに物事が考えられるようになっていくんですよ。逆に達成できない目標だったら、追い込まれるばかりで何が楽しいんですか」
致知 2015年3月号「イチローに学んだこと」奥村幸治
人生をうまくすごす唯一の方法は「今を楽しむこと」なんじゃないか。
イチローの言うとおり、遠すぎる目標は現実のギャップで自分が苦しくなるだけで、楽しむことが出来ない。
それよりも、自分自身を見つめてひとつひとつハードルを越えていく楽しさを満喫したほうが人生は充実するし、続けることが楽しくなるはずだ。続けることが楽しくなれば努力が努力じゃなくなる。生きがいになるんだ。
また仕事に振り回される毎日が続いているが、このままそれに引きずられてこれまで続けてきたことを棒に振ってはいけない。さあ、また立ち上がろう。
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